コロナ禍で考えた長い時間

コロナ禍で海外にも長らく出かけられない。しかし、それが今日まで溜まりに溜まった写真や資料の整理をするきっかけとなった。写真は生まれて70年間、関連資料は初めて海外に出た1972年から半世紀、渡航回数284回、43カ国、17年間もの海外滞在分となる。おおよそ年の3分の1は海外にいたことだ。関係記事のクリッピングや資料も膨大な量。とりあえずそれらを全て電子化することができたので、これから時間をかけて整理していこうかと思っている。

写真や紙の書類だけでなく、書籍、動画、音声も全て電子化して小さな1テラバイトのSSDメモリ1個に収めてしまった。大昔のフロッピーディスクなら70万枚というすごいデーター量である。カセットテープをCD化したものを聞いていささか感動した。自分のそして山仲間の若い肉声が突如蘇ってきて、一瞬にして半世紀前に時空ワープした。8mmフィルムもDVD化、1976年のマッキンリー登山の様子も再現できたが、スキーの腕前がしっかり力強く、何十年も経った今、進歩どころか退化していたのにはがっかりした。

いつ再び自由に海外に出かけられるかわからないが、それまでに更に身辺整理を進め、身軽になって次のチャレンジに向かいたい。

関連記事

  1. 日本人とチベット人の起源に共通のDNA

  2. 東京屈指のパワースポット

  3. トレッキングの朝

  4. 屋久島で沢登り

  5. コロナ禍からのネパール

  6. ネパール到着で感じること

PAGE TOP